■カスザメ


本種はカスザメ亜目に属する。体幹部はエイ類のように背腹に扁平、胸鰭の前緑は鰓孔の上におおいかぶさっている。眼と噴水口は背位にあり、胸鰭および腹鰭は翼状で大きく水平に拡張する。背鰭に棘を有するものがない。全長1.5Mに達し、東京以南の南日本海に産し、皮はサメヤスリにする。かまぼこ材料になる。茶褐色の生皮の時に表皮のヌメり、薄皮や汚れをブラシで取り除き、肌色になった状態で衛生的で安心してご使用できます。





■ネコザメ

本種は吻が短く、口は幅広く吻端の下面にある。頭骨の前部がいちじるしく出張っており、頭蓋骨の左右が高く、中央が低い。体には暗褐色で数条の黒褐色横帯がある。全長1Mに達する。暖海性で東京以南の太平洋岸に相当多く生息する。惣菜用またはかまぼこ材料とされる。